イルミナカラー2025年新色「Earth Collection」の3つのこだわりとカラーチャート
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2025年春、ウエラプロフェッショナルのイルミナカラーから待望の新色「EARTH(アース)」が登場しました。
テーマは「すべてを包み込む大地の輝き」で、トレンドの王道ブラウンベージュを髪で表現できるカラーです。
近年続くベージュ系カラーの流行をさらに進化させた高品質なブラウンベージュで、2025年3月5日より発売されています。
イルミナカラー「アース」はニュートラルなブラウンとベージュの絶妙なバランスを持ち、1本で理想的なブラウンベージュを実現できる汎用性の高いカラーです。
既存のイルミナカラーには無かった中間色ポジションを埋めることで、今まで難しかったカラー表現を可能にし、新たな領域を提案してくれる新色でもあります。
単品使用でも上品で柔らかなベージュに仕上がり、他の色とミックスすれば既存の人気色に旬のベージュニュアンスをプラスすることができます。
さらに褪色しても黄ばまず美しい色味とツヤを保つ新処方が採用されており、時間が経っても品のあるカラーが持続する点も特徴です。
【色・褪色・バリエーション】3つのこだわりとは?
「アース」には、下記の3つのこだわりが詰め込まれています。
- ベージュのやわらかさ×ブラウンの濃厚さを兼ね備えた色
- 色持ちを良く、褪色もきれいに
- 今までのイルミナカラーも、もっと長く楽しむ
ここからはこだわりについて詳しく見ていきましょう。
アースのこだわり①
1つ目は、「ベージュのやわらかさ×ブラウンの濃厚さを兼ね備えた色」という点。
イルミナには、イエローベージュの「サファリ」とモーヴブラウンの「アンバー」が既存カラーとしてありましたが、「アース」はどちらとも違うブラウンベージュです。
サファリの透明感とアンバーの深み・温かみのいいとこ取りをしたようなカラーですね!
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アースには、ブルーからバイオレットの染料がサファリと同程度の比率で含まれており、これは一般的なブラウンカラーよりも多くなっています。
そのため、明るい髪に使用しても赤味・黄味を抑えた、肌に馴染む絶妙なバランスのブラウンベージュを表現することができます。
アースのこだわり②
こだわりの2つ目は「色持ちを良く、褪色もきれいに」という点です。
アースの褪色傾向は、黄みを抑えたベージュ系。
前項でも紹介した通り、ブルーからバイオレットの染料が多く含まれていることから、繰り返しシャンプーをして色落ちしても、きれいな髪色を保つことが可能です。
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また、オーシャンなどの既存のカラーとアースを組み合わせて使用することで、単色で使用するよりも黄味やオレンジ味を抑えた褪色になります。
寒色系カラーを繰り返している方や、もともと黄味が気になっているという方におすすめのアレンジ方法です。
アースのこだわり③
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今回発売されたアースは中間色で、既存のカラーとの組み合わせにもぴったり。
各色の特徴はそのままに、ブラウンベージュの深み・柔らかさを加えてくれます。
単品でもベースメイクにも使える万能選手で、他のイルミナカラーと組み合わせることでブラウンベージュのバリエーションを自在に楽しむことができます。
それぞれ質感やニュアンスの異なるベージュスタイルを表現可能です。
カラーチャートとラインナップ
イルミナカラー「アース」は複数の明度(レベル)展開があり、明るいブリーチ毛のトーンダウンから白髪をぼかす暗めのトーンまで対応できます。
各レベルごとの色味のイメージは以下の通りです。
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カラー名(明度) | 色味の特徴 | 説明 |
---|---|---|
イルミナ アース 12Lv | 非常に明るいベージュ | ブリーチ毛に単品で乗せてもギラつかない品のある大人ベージュに発色。 透明感が高くハイトーンでも上質な仕上がり。 |
イルミナ アース 10Lv | 明るめのブラウンベージュ | 日本人の持つメラニンを活かしたナチュラルブラウンに発色し、褪色後も嫌な黄味に転ばず自然な茶色を保つ。 肌なじみが良く柔らかな印象。 |
イルミナ アース 8Lv | 中明度のブラウンベージュ | 赤味を抑えたニュートラルブラウン。 既染部とのなじみが良くムラになりにくいのが魅力。 深みがありつつ透明感も感じる仕上がり。 |
イルミナ アース 6Lv | 暗めのブラウンベージュ | 白髪をぼかせる深いベージュブラウン。 暗いトーンでも透明感がしっかり出てツヤもあるのが特長。 大人世代の方にも使いやすい落ち着いた色味。 |
イルミナ アース 4Lv | 非常に暗いブラウンベージュ | 白髪をぼかせる暗めのベージュブラウン。 透明感があるので、重すぎない印象の仕上がり。 ブラウン系の暗髪ヘアに |
このように「アース」は幅広い明るさで展開されており、カラーチャート上ではイルミナカラーの既存の寒色系と暖色系の中間に位置するニュートラルトーンとなっています。
技術的な特徴とメリット:イルミナが低ダメージ・高発色の秘密
ここからは、イルミナが低ダメージ・高発色の秘密と、他のカラー剤ブランドとの違いをご紹介します。
【低ダメージ・高発色】イルミナカラーの特徴を解説
イルミナカラー最大の特徴は、その革新的なカラー技術によって髪へのダメージを最小限に抑えつつ、高発色で透明感のあるカラーを実現している点です。
ウエラ独自の「マイクロライトテクノロジー」により、カラー剤中の微粒子が髪内部の金属イオン(銅など)を包み込んで酸化によるダメージを防ぎ、キューティクル表面をクリアな状態に保ちます。
これによりカラー施術後の髪は驚くほど滑らかでツヤが出て、光を内部から反射するため透明感あふれる発色になるのです。
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実際、イルミナカラーで染めた髪はあらゆる光の下で輝きを放ち、通常のカラーと比べ最大で70%も光の反射率が高まるというデータもあります。
傷みや乾燥でくすんで見えがちな髪でも、イルミナなら潤いを保ちながら色を入れられるため、カラー後も艶やかで手触りの良い仕上がりになります。
しかも髪への負担が少ない分、色持ちも向上し日々のスタイリングもしやすくなる利点があります。
また、イルミナカラーは1プロセスで明るさを最大3レベル程度までトーンアップ可能な高いライトニング力も備えています。
ブリーチをしなくてもある程度の明度変化と発色が同時に叶うため、髪への負担を減らしつつ理想の色に近づけることができます。
例えば、暗めの地毛からでも、イルミナカラーなら透明感のある色味に仕上げられるので、「ブリーチしないとできない」と思われていた外国人風カラーも実現可能です。
この点は他ブランドにはない強みで、通常はブリーチが必要なカラーでもイルミナならワンプロセスで挑戦できるケースが多いです。
新色の「アース」も低ダメージ・高発色
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イルミナカラー「アース」もこのテクノロジーを受け継ぎ、低ダメージで高発色な処方です。
特にアースは新処方により褪色の緩やかさが向上しており、時間が経っても黄味が出にくく綺麗な色味を保てます。
公式でも「褪色してもつややかな美しい色が持続する」と発表されており、染めたてだけでなく色落ち過程も楽しめるカラーと言えます。
これはアースに配合された染料バランスが絶妙で、退色時に日本人のメラニンと調和して自然なブラウンを残すためです。
従来、透明感の高い寒色系カラーは退色すると黄色っぽく抜けやすい課題がありましたが、アースはその点を大きく改善しています。
他のブランドのカラー剤とイルミナカラーはどう違う?
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他のカラー剤との違いも押さえておきましょう。
一般的なサロンカラー剤は発色を優先するあまり、アルカリや染料量が多く、どうしても髪への負担や仕上がりの硬さ(不透明さ)が出がちです。
それに対し、イルミナカラーは低アルカリ処方(※一部カラーではアルカリ18%カット)でキューティクルへのダメージを減らし、染料も透明感を重視した設計になっています。
その結果、ブリーチを多用しなくてもクリアな発色が得られ、染め上がりの手触りも格段に良好です。
また通常のファッションカラーでは白髪のカバーが難しい場合がありますが、イルミナカラーは明るさを保ったまま白髪にも発色させることが可能で、白髪染めとおしゃれ染めの垣根を超えたカラーと言えます。
実際、イルミナ6Lv前後のカラー剤を使えば30%程度までの白髪は十分になじませられますし、必要に応じてナチュラル系の「ヌード」などと混ぜればカバー力を調整できます。
総じてイルミナカラーは「髪への優しさ」「発色の美しさ」「色持ちの良さ」の三拍子が揃った、サロンカラーの中でも他に類を見ない存在です。
サロンワークでの活用方法
新色アースをサロンワークで最大限活かすためのポイントを、既存色との相性や施術テクニック、カラー長持ちのコツという観点から解説します。
既存カラーとの相性・組み合わせアイデア
イルミナカラー「アース」は単品使いはもちろん、他のイルミナカラーと組み合わせることで新たな色味を生み出せます。
以下にいくつかサロン現場で役立つ配合レシピ例をご紹介します。
アース単品
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アースだけで染めるシンプルレシピ。
12Lv〜10Lvのアースでハイトーンを染めれば、ブリーチ毛も上品で落ち着いたベージュトーンに整います。
明るめの髪でもギラつかず、クオリティの高いベージュブラウンに仕上がるので、トーンダウンしたい時にも最適です。
■レシピ
全体
アース 12Lv
イルミナ クリームディベロッパー 6%
Before
根本5Lv
既染毛
サンセット+アース
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イルミナの既存色「サンセット」とアースを混ぜるレシピ。
ほんのりピンク味のある柔らかいブラウンカラーに仕上がっています。
暖色系に初めて挑戦するという方にもぴったりなカラーです。
■レシピ
全体
アース 10Lv:サンセット 6Lv = 2:1
イルミナ クリームディベロッパー 6%
Before
根本 5Lv
既染毛 9Lv
白髪対応レシピ:フォレスト+アース
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白髪が気になるお客様にもアースは活用できます。
例えば、8Lvのアースにグリーン系の「フォレスト」をミックスすることで、白髪をカバーしつつ透明感も両立した柔らかなマットブラウンベージュが作れます。
実際のレシピ例では、10%程度の白髪をカバーしたケースもあります。
明るさと白髪ぼかしを両立できる点で、大人世代にも喜ばれる組み合わせです。
■レシピ
根本
アース 8Lv:フォレスト 8Lv = 1:1
イルミナ クリームディベロッパー 6%
毛先
アース 8Lv:フォレスト 8Lv = 1:1
イルミナ クリームディベロッパー 3%
Before
根本 5Lv
既染毛 11Lv(白髪5~10%)
オーシャン+アース
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人気のアッシュ系「オーシャン」とアースを組み合わせれば、くすみすぎない絶妙なアッシュベージュが作れます。
オーシャン単品では冷たくなりすぎる場合もアースを足すことで柔らかさが加わり、ナチュラルで上品な印象のベージュカラーになります。
赤味・黄味をバランスよく抑えたい時におすすめのレシピです。
■レシピ
全体
アース 8Lv:アース 6Lv:オーシャン 8Lv:オーシャン 6Lv = 1:1:1:1
イルミナ クリームディベロッパー 6%
Before
根本 7Lv
既染毛 11Lv
ダブルイルミナ(Wプロセス)
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まずイルミナのライトニングシステムで髪を必要な明度まで明るくし、その後アースでカラーリングするダブルプロセス施術もおすすめです。
ライトニングシステム後の髪にアース×フォレストをオンカラーすると、驚くほど透明感たっぷりのベージュカラーに発色し、退色過程でもブラウンみのある落ち着いた色味が残るため、長く美しい色を楽しめます。
縮毛矯正をしている方などに、ダメージレスに表現したい場合に有効なテクニックです。
■レシピ
全体
ライトニングシステム
イルミナ クリームディベロッパー 6%
オンカラー全体
アース 12Lv:フォレスト 8Lv = 1:1
イルミナ クリームディベロッパー 3%
Before
根本 5Lv
毛先 10Lv
ライトニングシステム後全体 13Lv
施術時のポイント(放置時間・塗布方法・髪質対応)
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使用する薬剤と基本レシピ
イルミナカラーは専用の「イルミナ クリームデベロッパー」と1対1の割合で混合して使用することを推奨しています。
標準的な明るさを出す場合は6%を、トナーや低明度の染め直しには3%を選ぶと良いでしょう。
混合後は、室温で約30分放置が基本です(髪質や狙いの明度によって調整)。
イルミナカラーは放置中ゆっくり発色&明度調整していくタイプなので、急ぎすぎず適正時間置くことで発色と透明感が最大限引き出せます。
塗布方法のコツ
原則として乾いた髪に塗布し、根元から毛先までムラなくたっぷりと薬剤を塗布します。
イルミナカラーはテクスチャーがクリーミーで伸びが良い反面、発色が繊細なため塗布量が少ないと発色ムラや透明感の差が出やすくなります。
特にアースのようなナチュラルトーンは、一見色が薄く見えますが、適量をしっかり塗ることで狙ったベージュ感がしっかり表現できます。
毛先のダメージ部位は薬剤が吸い込みやすいので、必要に応じて事前にトリートメントで調整したり、放置時間の後半で毛先に再度薬剤を足すと均一に仕上がります。
髪質・状態別の対応
硬毛・太毛の場合
日本人特有の太くて硬い髪は赤味メラニンが強く残る傾向があります。
そのため、明るいベージュにしたい場合、イルミナカラーのみで対応できる範囲は3トーンアップ程度(地毛レベルにもよりますが、おおよそ5Lv→8Lv程度)です。
それ以上明るくしたい場合は、事前にライトニングシステムやブリーチでベースを整えると良いでしょう。
赤味が特に強い場合は、既存カラーのディープシーを補助的に加えることで、赤味をしっかり抑制できます。
放置時間は標準30分でOKですが、発色を見ながら5〜10分延長するとより染料が浸透し持ちも良くなります(頭皮コンディションに注意しつつ対応)。
軟毛・細毛の場合
柔らかく細い髪質の場合、カラーの発色が出やすく明るくなりやすい反面、染料も抜けやすい傾向があります。
このような髪には、アース単品で染める際はあまり高濃度の明るさを選ばず、8〜10Lv程度で染めると良い結果が出ます。
細毛は透明感が出やすい利点もあるので、アースの持ち味であるやわらかなベージュ感が存分に発揮されるでしょう。
必要以上に明るくしすぎないことで退色後のパサつきも防げます。
ダメージ毛・ブリーチ毛の場合
ブリーチを繰り返した毛やハイダメージ毛には、低めの酸化剤(3%など)でアースを使うことで色ブレを防ぎつつ発色させることができます。
イルミナカラー自体ダメージ軽減処方とはいえ、非常に傷んだ毛先では染料が過剰に入りすぎて暗く見える場合もあります。
そういった場合、敢えて放置時間を短縮したり、アースにクリア剤(イルミナ専用の無彩色クリアが無い場合は弱めのトリートメントを混ぜる方法も)を混ぜて染料濃度を調整する方法も有効です。
イルミナのツヤ効果でダメージ毛でも手触りよく仕上がるので、施術後は必要に応じて酸リンスやトリートメントでしっかりキューティクルを閉じ、ツヤを封じ込めましょう。
白髪混じりの髪
白髪が目立ち始めたお客様には、先述のようにアース6〜8Lvを活用したレシピがおすすめです。
アース単品でもぼかす程度なら白髪に薄く色は入りますが、しっかり染めたい場合は同トーンのナチュラル(ヌードなど)や他ラインの白髪染め剤を併用すると安心です。
イルミナカラーは最大100%の白髪も染められるとされていますが、発色の透け感を優先するなら白髪染め用とのミックスでバランスを見ると良いでしょう。
白髪交じりの髪をアースで染める際は、放置時間を5分ほど長めにとるか、必要に応じて弱い熱を加えて染料の浸透を促すと効果的です。
カラーの持続性を高める方法
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イルミナカラー「アース」は褪色過程も美しいとはいえ、サロンとしてはできるだけ長く染めたての美しさを維持していただきたいものです。
カラーの持ちを高めるために考慮すべきポイントをまとめます。
施術後のケアについて
カラー施術後はアルカリ残留を中和しキューティクルを引き締める処理が重要です。
施術の仕上げに酸リンスやpH調整トリートメント(ウエラの「ポストカラーサービス」等)を使い、髪内部に染料を定着させましょう。
これにより退色スピードを緩やかにできます。
ホームケアのアドバイスについて
お客様にもカラー長持ちのためのホームケアを伝えましょう。
具体的には、カラーケア用のシャンプー・トリートメントの使用(低刺激で弱酸性のもの)、洗髪時は38度以下のぬるま湯を使う、濡れたまま長時間放置しない、紫外線やアイロン熱から髪を保護する、といった点です。
特にアースは黄味が出にくいカラーとはいえ、紫外線による酸化で徐々に明るくなれば多少の黄ばみは出ます。
UVカットスプレーの使用や帽子の着用なども有効です。
色落ち時のリカバリーについて
退色してきた際の対処法も用意しておくと良いでしょう。
アースで染めた髪は褪色後もブラウン味が残るとはいえ、時間が経てば明度自体は上がります。
次回来店までの間、お客様自身で使えるカラートリートメント(ベージュ系のカラーシャンプーやカラーマスク)を提案するのも一案です。
サロンケアとしては、1〜2か月後にアースを薄めたトナー施術(3%剤で5〜10分程度のオンカラー)をサービスメニューにしておくと、色持ちへの満足度が高まりリピーター化にもつながります。
ダメージケアで色持ちアップ
髪のダメージ具合とカラーの色持ちは密接に関係しています。
傷んだ髪はキューティクルが剥がれて染料が抜けやすいため、日頃からのヘアケアが重要です。
イルミナカラーはダメージ軽減のおかげで、繰り返し染めるほど髪のコンディションが整い、結果的に色持ちも良くなる傾向があります。
定期的にサロントリートメントなどのケアメニューを組み合わせ、染める度に髪質改善していく提案をすることでカラーの美しさが長続きし、お客様の満足度も向上するでしょう。
他ブランドのカラーとの比較とイルミナ導入の4つのメリット
最後に、イルミナカラー「アース」を他ブランドのトレンドカラーと比較し、その優位性やサロンに導入するメリットについて整理します。
他ブランドのトレンドカラーとの違い
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2025年現在、ブラウンベージュ系のカラーは各メーカーからもトレンド提案されています。
しかしイルミナカラーのアースは、他社の類似カラーと比べても以下の点で秀でています。
透明感とツヤの質
イルミナカラー最大の強みである透明感とツヤは、他ブランドには真似できないレベルのクオリティです。
マイクロライトテクノロジーによるキューティクル保護効果で光沢感が圧倒的に高く、染めたとは思えない自然な輝きを放ちます。
他社のベージュ系カラーではマットになりすぎたり逆にギラついたりすることもありますが、アースなら絶妙なソフトグロスを表現できます。
低ダメージで質感向上
従来からイルミナカラーは「カラー後の手触りが良い」と定評があります。
他ブランドのカラー剤では施術を重ねるごとに髪が硬くパサつくケースもありますが、イルミナは繰り返し染めるほどツヤが増す傾向すらあります。
これはサロンワーク上大きな差別化ポイントで、カラーと同時に髪質改善もできてしまうイルミナは他に類を見ません。
一剤で狙い通りの発色
アースのようなニュートラルベージュは、本来なら複数の染料を調合して作る必要がある繊細な色味です。
他ブランドでは赤味を消すためにブルーやグリーンを足し、さらに希望の明度に合わせてナチュラルブラウンを混ぜ…といった調整が必要な場合も多いでしょう。
その点アースは最初から計算された配合で、一本で理想的なブラウンベージュを再現できます。
調合のブレが少なく安定した仕上がりになるため、サロン施術の再現性・時短にもつながります。
褪色後の美しさ
多くのカラー剤は褪色後に赤味や黄味が強く出てしまい、お客様が次回ご来店までに色味の劣化が気になることがあります。
競合他社のベージュ系カラーでも、時間が経つと黄ばみやオレンジ味が出やすい製品は少なくありません。
その点、イルミナカラーのアースは、褪色過程まで計算に入れて開発されており、色落ち後も嫌な濁りが出ません。
透明感が続き、ブラウンの深みも穏やかに残るため、お客様に「色落ちも楽しめる」と感じていただけるのは大きな差別化です。
イルミナカラー導入の4つのメリット
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上記のような技術的優位性に加え、イルミナカラーをサロンメニューに導入することにはビジネス上も多くのメリットがあります。
まず、イルミナカラーは日本市場で圧倒的知名度と人気を誇るブランドです。
2015年の登場以来クチコミやSNSで瞬く間に広がり、お客様認知度No.1のサロンカラーに成長しました。
実際、「イルミナカラーで染めたい」という指名来店も珍しくなく、集客面でもプラスになります。
トレンドに敏感な若年層から髪質を気にする大人世代まで幅広い層に支持されており、サロンの看板メニューとして活用できるでしょう。
次に、客単価アップや差別化に貢献します。
イルミナカラーは通常のカラー剤に比べ原価が高めですが、その分付加価値の高いメニューとして設定できます。
実際、多くのサロンでイルミナカラーはプラス料金のプレミアムメニュー扱いとなっていますが、「ダメージが少なくツヤツヤになるなら多少高くてもやりたい」というお客様は多いです。
高品質な仕上がりによる満足度向上でリピート率も上がりやすく、結果的にサロンの収益向上に繋がります。
また、イルミナカラーのラインナップは年々拡充しており、今回のアースのように流行を押さえた新色も積極的に投入されています。
これにより、一度導入すれば常に最新トレンドを提供できる強みがあります。
他ブランドだと新色に飛びついてカラー剤を乗り換える手間がありますが、イルミナシリーズ内でバリエーション展開してくれるため、統一感を持って運用できます。
教育面でもウエラプロフェッショナルからセミナーやオンライン情報発信が豊富にあり、スタッフのスキルアップにつなげやすい点もメリットです。
さらに、イルミナカラーは白髪染めニーズとおしゃれ染めニーズを一本化できる点でもサロン運営上便利です。
例えば、従来ならファッションカラーとグレイカラーで薬剤を使い分けていた場面でも、イルミナなら同じラインで対応可能なケースが増えます。
在庫管理がシンプルになり、ミックスレシピの幅も広がるため施術の自由度が増します。
イルミナカラーの2025年新色「アース」でレシピの幅を広げよう
いかがでしたか?
今回は、イルミナカラーの2025年の新色「アース」について、徹底解説しました。
新色「アース」は、低ダメージで高発色、透明感あふれるブラウンベージュを実現するのにぴったりのカラー。
この新色を活用し、ぜひワンランク上のカラー提案でお客様の満足度とサロンの価値を高めていきましょう。