アディクシーの新色であるボルドールビーは、高彩度かつ深みのある赤系カラーとして注目を集めています。
今回は、そんなアディクシー ボルドールビーの特徴・カラーチャート・レシピをどこよりも詳しくご紹介します。
ブリーチなしでも綺麗に発色するコツから退色後のケアまで、網羅的に解説しますのでぜひ参考にしてください。
アディクシー ボルドールビーとは?

まずはアディクシー ボルドールビーの基本情報を確認しましょう。
従来のアディクシーカラーは寒色系が豊富でしたが、ボルドールビーは赤紫寄りの深みレッドに仕上がる暖色系カラーです。
髪の赤みやオレンジみを打ち消しながら、しっかりとした“ボルドー”の色味を表現できる点が特徴といえます。
さらに、色持ちが良く、退色過程も綺麗だと評判です。
ボルドールビーの魅力・発色のポイント
ブリーチなしでも発色しやすい点が、多くのユーザーから支持されています。
アディクシー独自の高彩度処方により、暗髪に染めても濁りのないクリアな色味を出せるからです。
また、ブリーチをすればより鮮やかに、透明感のあるレッドが楽しめます。
加えて、ボルドールビーは赤の中にほんのり紫が含まれた配合ですので、褪色後もオレンジっぽくなりにくい点もメリットです。
従来のレッド系カラーは、日が経つと赤茶やオレンジ寄りになってしまうことが多かったのですが、ボルドールビーの場合はピンクベージュ系に柔らかく抜けていきます。
カラーチャート:トーン別仕上がりイメージ

以下はアディクシー ボルドールビーのトーン番号(3・5・7・9・13など)と、髪の明るさ別の仕上がりイメージをまとめた簡易チャートです。
参考にすることで、自分のなりたい雰囲気に合わせた配合やブリーチ回数を検討しやすくなります。
トーン番号 | おすすめの髪の明るさ | 仕上がりの特徴 |
---|---|---|
3-ボルドールビー | 地毛〜暗髪レベル | ブリーチなしでも深みのあるダークボルドーに。 光が当たると内側から赤みが透ける。 |
5-ボルドールビー | 地毛〜やや暗め | 大人っぽい上品な赤茶に。 派手すぎず落ち着いた印象。 |
7-ボルドールビー | 暗め〜普通の茶髪 | 赤みがしっかりわかるボルドー。 ブリーチなしでも充分発色しやすい。 |
9-ボルドールビー | 明るめの茶髪 | 透明感のあるワインレッド寄りの発色。 太陽光の下で鮮やかに映える。 |
13-ボルドールビー | ブリーチ〜ハイトーン | かなり明るいベースで鮮やかかつクリアなレッドに。 よりモードで華やかな印象。 |
上記のように、同じボルドールビーでもトーン番号と髪の明るさ(アンダーレベル)によって仕上がりの雰囲気が大きく変わります。
ブリーチなしであれば7や5が使いやすく、ブリーチでしっかり明るくするなら9や13などを選ぶと良いでしょう。
おすすめレシピ・染め方のコツ
アディクシー ボルドールビーは単品使用でも非常に美しく染まりますが、他色と混ぜたりトーンをミックスしたりすることで仕上がりを調整できます。
以下にいくつか代表的なレシピ例を挙げます。
- ブリーチなし×深みボルドー
使用例:7-ボルドールビー(1剤):6%オキシ(2剤)=1:1
通常の黒髪でもしっかり持ち上がり、落ち着いた赤みのあるボルドーに。
放置時間は約15〜20分が目安です。 - ブリーチあり×鮮やかレッド
使用例:9-ボルドールビー(1剤):3%オキシ(2剤)=1:1
ハイトーンのベースに乗せる場合は、濃く入りすぎないように低めのオキシを使用。
放置時間は10〜15分ほどで充分発色するため、オーバータイムに注意します。 - 他色ミックス例
レシピ:7-ボルドールビー:7-ブラウン=1:1+6%オキシ
鮮やかさを少し抑えた大人っぽいボルドーブラウンに。
アディクシーのパープル系やスモーキーアンバーとミックスすると、くすみを帯びたニュアンスカラーにもアレンジできます。
塗布時はムラが出ないようセクションを細かく分け、根元・毛先の状態に合わせて薬剤を塗り分けると仕上がりが綺麗です。
ダメージの大きい毛先やハイトーン部分は色が入りすぎたり抜けやすかったりするので、オキシの濃度や放置時間を調整しましょう。
また、アディクシーカラーは発色の立ち上がりが早いと言われており、15分程度でピークに達することも珍しくありません。
適宜チェックしながら放置時間をコントロールするのがポイントです。
ブリーチなしでもOK? 仕上がりイメージを比較
「アディクシー ボルドールビーはブリーチなしでもしっかり赤が出るの?」と疑問を持つ方も多いですが、実際にブリーチなしでも深いボルドー感が楽しめます。
以下はブリーチの有無での比較イメージです。
- ブリーチなし
黒髪〜暗い茶髪(5〜7トーン)なら、光に当たるとレッドが感じられる上品なワインレッドに。
暗めでもツヤが出やすく、落ち着いた大人っぽい印象。 - ブリーチあり
ハイトーン(9〜13トーン)ベースなら、より鮮烈で透明感のあるルビーレッドに。
写真映えしやすく、ファッション性の高いカラーに仕上がる。
いずれの場合も、褪色していく過程が綺麗というのがボルドールビーの特長です。
最初は深いボルドーレッドですが、徐々にピンクベージュのような柔らかいトーンに落ち着いていきます。
オレンジっぽくならないため、長期間でも「色が汚く抜ける」という悩みが少ないのも魅力です。
口コミ・評判まとめ
実際にボルドールビーを使用した方の口コミをまとめると、以下のような傾向が見られます。
- 良い口コミ
「ブリーチなしでも思った以上に赤が出て感動」
「退色してもピンクベージュっぽくなるから色落ちが綺麗」
「ツヤが出て髪がきれいに見える」 - 悪い口コミ
「髪質によっては思ったより暗めになる」
「ダメージ毛だと色落ちが早い」
「鮮やかな赤を維持したい人は定期的なカラートリートメントが必要」
総じて、「鮮やかで上品な赤が楽しめる」「色落ちまで可愛い」という声が多く、高評価を得ています。
まとめ:アディクシー ボルドールビーは“深みレッド”の新定番
以上、アディクシー ボルドールビーのカラーチャートやレシピ、ブリーチ有無での違いなどを詳しくご紹介しました。
落ち着いた印象ながら、光が当たると鮮やかに透ける大人のボルドーレッドを求める方にはまさに最適なカラーです。
ブリーチなしでもある程度しっかり発色し、退色後はピンクベージュ系に変化するため、長く綺麗な状態を楽しめるのも魅力と言えるでしょう。
レシピやトーンの選び方で幅広い表現ができるので、ぜひ自分の理想に合わせた染め方を試してみてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が「アディクシー ボルドールビー」で理想のヘアカラーを叶えるための参考になれば幸いです。