スロウカラーでブリーチなしでも明るめカラーに!黒髪にも映えるレシピとポイント

スロウカラーは、赤みを抑えた透明感のある色味が特徴のサロン専売カラー剤です。
ブリーチなしでも柔らかく明るめの髪色を叶えられるため、ナチュラルな仕上がりを求めるお客様に人気です。
この記事では、スロウカラーを使ったブリーチなしの明るめレシピや塗布のコツ、色持ちを良くするケア方法を詳しく解説します。

ブリーチなしで明るさを出すカラー選定と塗布テクニック

スロウのハイトーン(12〜14レベル)を使用し、赤みを抑えたアッシュやマット系で自然な明るさを演出します。
さらに、ブルーやスモークなどの補色を加えることで、オレンジ味や黄ばみをカバーできます。
根元・中間・毛先で塗り分けを行い、特に毛先から塗布することで均一な明るさが実現します。
放置時間はしっかり確保し、リフトと発色のバランスを最大限に引き出しましょう。

黒髪でも柔らかさが出るグレージュ・ミルクティー・ピンク系のレシピ

ブリーチなしでも柔らかさを引き出せるカラーの代表が、グレージュやミルクティーベージュ、ピンクベージュです。
グレージュ:A-14+A-12+スモークを1:1:10%で配合。オキシ6%を使用。
ミルクティー:ベージュにアッシュ・ブルーを少量加えてくすみを抑え、赤みをカット。
ピンクベージュ:P-8+P-6を1:1で配合。3〜6%のオキシを選び、しっかり色素を入れることで色持ちUP。

スロウカラーの特徴と発色傾向

スロウカラーは、日本人特有の赤みを消すために開発された青ベース処方が特徴です。
寒色系(アッシュ・マット)がきれいに発色し、ナチュラルで透明感のある仕上がりが叶います。
また、オーガニックオイルとシルク成分配合により、明るめカラーでもパサつきにくく、ツヤを保てます。
色落ちしてもギラつかず、クリアな褪色になるのもスロウの大きな魅力です。

褪色しにくくするためのホームケアとアフター提案

アッシュやピンク系は褪色しやすいため、カラー用シャンプーやトリートメントの提案が効果的です。
アッシュ系には紫シャンプー、ピンク系にはピンクシャンプーで色素補給を。
洗髪時は38℃以下のぬるま湯を使い、濡れたまま放置せずすぐ乾かすことも色持ちUPのコツです。
また、紫外線対策としてUVカットスプレーを提案するのも有効です。

まとめ|ブリーチなしでもスロウなら理想の明るさと質感に

スロウカラーは、ブリーチなしでも明るさ・柔らかさ・透明感を兼ね備えた仕上がりが実現できる優れたカラー剤です。
黒髪でも赤みを抑えたナチュラルな明るめカラーが楽しめるため、ダメージを抑えたい方にもおすすめです。

仕上がりの満足度を高めるためには、配合の工夫と適切な放置・塗布、そしてアフターケア提案が重要です。
ぜひサロンワークにスロウのレシピを取り入れてみてください。

タイトルとURLをコピーしました