ウエラ コレストン パーフェクト+のカシス系カラーについて、美容師向けに詳しく解説します。
ブリーチの有無による発色の違いや調合レシピ、カラーチャートの見方まで幅広く網羅。
お客様のニーズに合わせた提案のポイントもご紹介します。
カシスカラーの色味と特徴

コレストン カシスは、赤みと紫みを併せ持つ深いピンク系のカラーです。
マゼンタ寄りの発色でありながら、落ち着いた印象もあり、派手すぎずに個性を演出できます。
青紫系の色素が黄みを抑え、透明感のあるツヤが出るのも特長です。
トレンドの青みピンクを求めるお客様にもフィットしやすい万能カラーといえるでしょう。
ブリーチなしでも綺麗に染まる?
ブリーチなしの黒髪でも、カシスは深みのあるワインレッド系に発色します。
室内では控えめですが、光に当たるとほんのりとした赤紫のニュアンスが見える仕上がりです。
ただし、明るめの仕上がりや高彩度を求める場合は、あらかじめベーストーンの調整が必要です。
自然な色味を楽しみたい方にはぴったりな選択肢です。
ブリーチありとの違い
ブリーチありの場合は、カシスの鮮やかなマゼンタピンクがはっきりと出ます。
特に明るめベースでは、カシス本来の赤紫がクリアに発色し、透明感もアップします。
褪色も比較的綺麗で、色持ちも良い印象です。
インナーカラーやイヤリングカラーとの相性も抜群です。
おすすめの調合レシピ

- カシス単品:深みとツヤを最大限に活かせる仕上がり。
- カシス:クリア=1:3:淡いペールトーンで柔らかい印象に。
- カシス+ブラウン(1:1):落ち着きのあるピンクブラウン系に。
- カシス+パール(2:1):黄みを抑えた透明感ラベンダー系に。
お客様の希望トーンに応じて配合比を調整することで、幅広いデザインに対応できます。
提案方法とカウンセリングのコツ

- 落ち着いた印象を好む方:ブリーチなし+低明度カシスで艶感重視。
- 韓国風・個性派:ブリーチあり+高明度カシスで発色重視。
- 色持ち重視の方:カシスは退色が綺麗で、長く楽しめる点を伝える。
カウンセリングでは「ツヤがほしい」「くすませたい」「かわいくしたい」など、お客様の言葉に合わせて提案を工夫しましょう。
まとめ|カシスは万能で提案しやすい
ウエラ コレストンのカシスは、幅広い髪質・希望に対応できる優秀なカラーです。
深み・ツヤ・発色・褪色の美しさに優れており、単品でも配合でも活躍します。
しっかりしたカウンセリングとレシピ選定で、お客様にぴったりの仕上がりを提供しましょう。