キャラデコ シルバー完全ガイド:SilverとSilver iの違い・レシピ・チャート徹底解説

美容師向けにナカノ キャラデコの「シルバー」系カラーについて解説します。
本記事ではキャラデコ シルバーシルバーiの違いや特長、レシピ調合例、仕上がりの傾向やアクリルカラーの活用まで詳しく紹介します。

キャラデコ シルバー vs シルバーi:違いと特長

出典:D-ONLiNE

キャラデコ シルバーは、高明度のハイトーンベースに使用する淡色シルバーカラーです。
紫味を帯びた染料配合により黄ばみを補正しつつ、クールなシルバーを1本で表現できます。
一方、シルバーiは従来ラインで、彩度の低いグレー系で白髪の馴染ませにも対応可能です。
Silverは透明感のある寒色シルバー、Silver iは落ち着いたくすみ系カラーとして使い分けが可能です。

ホワイト・アシッドカラーとの調合レシピ

ホワイトとのミックスで、より淡く柔らかい“ホワイトシルバー”が表現できます。
ホワイト+シルバーを1:1で混ぜると、クリアな白みのある仕上がりになります。
酸性のアシッドカラーも、アルカリ施術後の色調整に有効です。
アシッドのパープル系にクリアを加えることで、黄ばみを抑えたツヤのあるシルバー補正が可能になります。

シルバーカラーの発色例

キャラデコカラーは、ベースの明度により発色が大きく異なります。
13トーン以上のペールイエローベースでは、クリアで青みのあるシルバーに発色します。
9〜10トーンの黄みが残るベースでは、ややくすんだグレー調になります。
白髪染めにはシルバーiなどのミックスが推奨されます。

シルバー剤の使い方と仕上がり傾向(くすみ感・クリア感)

キャラデコ シルバーは、ブリーチでしっかり明度を上げたベースで使用します。
1剤と2剤(3%)を1:1で混ぜ、放置時間は15分程度が目安です。
紫系の染料が効きすぎないよう、過剰な放置に注意しましょう。
くすみ感と透明感を両立したシルバーカラーを表現できます。

カラーコントロールでのアクリルカラー活用ポイント

アクリルカラーは、酸化染毛剤タイプの高彩度カラーシリーズです。
シルバーに微量のアクリル バイオレットを混ぜることで、色味を補正することも可能です。
彩度が高いため、補色調整にはクリア剤を活用し、バランスを整えるのがコツです。
デザインカラーやポイント使いにも活躍する新世代のコントロール剤です。

まとめ

キャラデコ シルバーシルバーiは、それぞれ異なる用途で活躍するシルバーカラーです。
ホワイトアシッドカラーとの調合により、自在な色表現が可能です。
サロンワークでの応用にぜひお役立てください。

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