カラー後の美しい髪色をできるだけ長くキープしたい、ブリーチや白髪などでカラートーンがすぐくすんでしまう──そんな悩みに応えるのがN.(エヌドット)のカラーシャンプーです。
美容師としてお客様に提案する際、どの色を選ぶべきか、白髪やブリーチ毛にはどう使うかなど、知っておきたいポイントはたくさん。
本記事では、N.カラーシャンプーの種類や使い方、白髪への効果などの詳細情報を、他サイトよりも充実した内容でご紹介します。
サロンワークでの活用やお客様へのアドバイスにぜひお役立てください。
N.カラーシャンプーとは?

N.(エヌドット)カラーシャンプーは、ナプラが提供するサロン専売のカラーヘア専用シャンプーです。
髪を洗いながら色素を補い、カラーの退色を抑える役割があり、サロンで仕上げたヘアカラーをできるだけ長く美しく保つために使われます。
もともと退色しやすいアッシュやベージュなどの寒色系カラーの色持ちを良くする点で人気が高く、白髪の黄ばみを抑える目的でも活用されます。
また、保湿成分やシアバターなども配合されており、カラーケアだけでなく髪のうるおいを守る効果も評価されています。
パープル、シルバー、ピンク、ベージュ、ブラックなど複数の色展開があり、お客様の髪色に合わせて選べる点が特徴です。
N.カラーシャンプーの種類と特徴
N.カラーシャンプーには、パープル・シルバー・ピンク・ベージュ・ブラックといったラインナップがあります。
以下では各色の特徴や、白髪へのアプローチ、カラー持ちを良くするコツについて詳しく解説します。
ベージュ(Be)
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ベージュシャンプーは、柔らかいベージュ系の色素を補給しながら、赤みや黄みを抑えたい方におすすめです。
白髪染めで明るめのベージュに仕上げている場合にも使いやすく、自然なトーンを保ちやすい点がメリットです。
ハイトーンすぎるブリーチ毛では色がやや薄めに発色しやすいため、ミドルトーン向きと言えます。
パープル(Pu)
パープルシャンプーは俗に言う“紫シャンプー”で、特にブリーチによる黄ばみを抑えるのに効果的です。
ハイトーンカラーやミルクティー系、ホワイト系に仕上げたい際に使うと、黄みを打ち消し透明感をキープしてくれます。
白髪にも馴染みやすく、黄ばみやすい白髪を上品なシルバー寄りに整える効果もあります。
シルバー(Si)
シルバーシャンプーは、アッシュやグレージュなどくすみ系カラーを長持ちさせたいときに使います。
赤みやオレンジみが出やすい髪質には特に相性が良く、ブリーチ後の髪をクールなトーンに保つ効果があります。
パープルと使い分ける目安は「黄ばみが気になるならパープル、オレンジみが強いならシルバー」と覚えておくと便利です。
ピンク(Pi)
ピンクシャンプーは、ピンク系や赤系のカラーの退色を防ぐための製品です。
暖色系カラーは色落ちするとパサついて見えがちですが、ピンクシャンプーを使うことである程度鮮やかさを保てます。
強めの赤味を出すというよりは、やわらかいピンク調を維持したいときに役立ちます。
ブラック(Bk)
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ブラックシャンプーは、黒染めをした髪色やダークトーンのカラーをキープするために開発されました。
ブリーチ後に黒染めした髪は退色が早いですが、黒の色素を補給することで色抜けをゆるやかにします。
白髪ぼかしの目的でも使われる場合があり、黒髪と白髪がまだらに出ている方のグレイッシュな仕上がりに寄与します。
白髪への効果も見逃せません。
N.カラーシャンプーは、白髪染めを継続している方にはもちろん、白髪をあえて染めずにうっすら色味を足したい方にも活用できます。
例えばパープルを使えば白髪の黄ばみを抑え、シルバーやブラックなら白髪をほんのりグレイッシュにするなどの応用が可能です。
N.カラーシャンプーの使い方

N.カラーシャンプーは、毎日の洗髪に使用しても問題ありません。
ただし次回のカラー施術を予定している場合は、カラー直前まで使い続けると染料が残りすぎる可能性があります。
そのため、施術の1週間前くらいからは使用を控えるのがおすすめです。
泡立て方のコツ
まず通常のシャンプーで皮脂汚れやスタイリング剤を落としてから、N.カラーシャンプーを使用するとより効果的です。
髪の水気を軽く切り、手のひらでしっかり泡立ててから塗布することで、色素のムラ付きを防げます。
染料が入っているため、爪や手指への着色が気になる方はビニール手袋の利用もご検討ください。
放置時間と発色
カラーシャンプーの泡を髪全体に行き渡らせた後、3〜5分程度の放置で色素をしっかり定着させられます。
ブリーチ毛など明るい髪ほど色が入りやすいため、初回は短めに放置しつつ、好みの仕上がりに合わせて時間を調整してみてください。
放置後はしっかりすすいだ上で、最後に冷水ですすぐとキューティクルが引き締まり色持ちがさらに向上します。
N.カラーシャンプーの選び方
髪色別のおすすめ
アッシュや寒色系にはシルバーもしくはパープルを、ピンクやレッド系にはピンクを、ベージュやブラウン系にはベージュを、暗髪や黒染めにはブラックを推奨します。
ブリーチ毛の場合は、黄ばみが気になるときはパープル、赤みやオレンジみが気になるときはシルバーと覚えると選びやすいでしょう。
多色デザインカラーでは、優先したい色に合わせてシャンプーを変えるのもひとつの方法です。
ブリーチ毛と白髪の使い分け
ブリーチ毛は色素が抜けやすいため、カラーシャンプーの発色が強く出る傾向にあります。
対して白髪はメラニンがなく染料が入りにくい場合もあり、望まない色移りを避けるため放置時間を短くするなどの調整が必要です。
白髪の黄ばみ消しや自然なグレイッシュ仕上げを狙うならパープルやブラックが相性良く、ブリーチ毛には寒色系を補うシルバーやパープルをメインに使うなど、髪質や仕上がりイメージに合わせてアドバイスしてください。
実際の口コミ・評判

良い口コミ
「カラーのくすみ感を長持ちさせられた」「泡立ちが良く指通りがなめらか」というポジティブな声が多数見られます。
とくにハイトーンカラーのユーザーは「色落ちのスピードが抑えられ黄ばみが出にくい」と評価しています。
また、「シアバター配合で髪が乾燥しにくい」「香りが良くて毎日のシャンプーが楽しみになった」という意見も多いです。
悪い口コミ
一部「思ったほど発色しなかった」「安くないのでリピートしづらい」というネガティブな意見も存在します。
ネット通販で購入した方からは「外箱の破損があった」「正規品か不安」といった声も上がっているため、購入は信頼できるルートを推奨するのが良いでしょう。
N.カラーシャンプーの購入方法

正規販売店・オンライン購入
N.カラーシャンプーは基本的にサロン専売品となっており、取り扱い美容室での購入が安心です。
Napla公式の取り扱いサロン検索を利用し、最寄りの正規店を調べるのが最も確実です。
オンラインで購入する場合は、Napla公認の通販サイトか、信頼できるショップを選択することでトラブルを回避できます。
お試しセットの活用
N.カラーシャンプーには各色ごとにお試しサイズのミニセットが用意されています。
「カラーシャンプーとカラートリートメントをセットにした小容量パッケージ」で、1週間ほど実際に試せる量が入っています。
初めて使うお客様や、色選びに悩む方にはまずミニサイズで試してもらい、仕上がりを気に入ったら通常サイズを勧めると良いでしょう。
まとめ
N.カラーシャンプーは、サロンカラーの色持ちを高め、髪質を保護しながらイメージ通りのヘアカラーを楽しめる便利なアイテムです。
美容師としてお客様に提案する際は、カラーの種類(パープル・シルバー・ピンク・ベージュ・ブラック)を理解し、お客様の髪色と仕上がりイメージに合うものを選んでいただくと効果が発揮されます。
さらに、泡立てや放置時間など正しい使い方を伝えることで、より高い満足度が得られるはずです。
購入は正規サロンや公認通販など信頼できるルートを活用し、まずはミニセットで試してもらうのがおすすめです。
ぜひ、N.カラーシャンプーを活用してサロンワークの幅を広げ、お客様のカラーライフを充実させましょう。