今回は、コレストンカラーの基本情報からサロンワークでの活用方法を解説します!
コレストンカラーを取り入れるか悩まれている美容師さんはぜひチェックしてくださいね。
コレストンとは?

コレストン パーフェクト+(コレストン カラー)は、ウエラ(Wella)社のプロ向けヘアカラー剤ブランド。
長年にわたり美容師から支持されている定番カラーで、白髪染めからファッションカラーまで幅広く対応できる高性能なアルカリカラーです。
最新のコレストン パーフェクト+は「最も美しい色表現」と「繰り返しのカラー施術によるダメージ軽減」を追求して開発されており、毛髪内部で正確に発色して狙い通りの色味を再現し、最大8週間色持ちする高い染色持続性が特徴です。
また、染料の浸透技術や毛髪保護技術にも優れ、繰り返しカラーをしてもツヤのある美しい髪色を保てるよう配慮されています。
主要ラインナップ

コレストンの主要ラインナップには、大きく分けて以下のようなシリーズがあります。
- コレストン パーフェクト+ – コレストンの基本ラインで、豊富なカラーバリエーションを持つ永久染毛剤です。
ナチュラルブラウン系から高彩度のトレンドカラーまで網羅しており、白髪もしっかりカバーできる処方になっています。
独自技術のピュアバランステクノロジーにより色ブレやダメージを抑え、根元から毛先までムラなく均一に発色するのが特長です。 - リュクス カラーコレクション – 近年登場したコレストン パーフェクト+の新シリーズで、いわゆる「脱白髪染め」デザインに対応するラインです。
暗く隠す白髪から卒業するためのカラーとして開発され、「白髪ぼかし」や「白髪活かし」に最適な処方になっています。
白髪を無理に隠さず、あえて活かすことで大人の髪に透明感と煌めきを与えることができ、白髪・黒髪・既染毛・ブリーチ毛など混在する髪でも1色で調和させる頼もしいカラー剤です。
ラインナップにはリュクスグレイ(グレイッシュ系)やリュクスベージュ(ナチュラルベージュ系)などがあり、白髪をぼかしつつ上品な艶感を与えることができます。
この他にも、ブリーチ毛専用の「ホワイトコレクション」(ホワイトベージュ・ホワイトピンクベージュなど)や、高彩度カラーを実現する「クリエイティブライン」、柔らかな質感の「ヴェールテクスチャーライン」、日本人の地毛のようなブラウンを再現する「ネイチャーコントロールライン」など、コレストンには目的に応じた多彩なパレットが用意されています。
美容室のカラーメニューに合わせて、必要なシリーズを選ぶことで思い通りのカラー表現が可能です。
コレストンのカラーチャート解説
色の分類とカラー番号の見方

コレストン パーフェクト+は体系的なカラー設計がされており、カラーガイド(カラーチャート)も直感的に色を選びやすいよう工夫されています。
各色には「レベル(明度)」と「色相」を表す番号が付与されており、例えば「8/56」であれば8レベルの明るさで色相が5と6のミックス(カシス系)という意味になります。
カラーは大きく以下のグループに分類され、それぞれ特徴的な色味を持ちます。
- ナチュラルブラウン (Natural Brown): 深みのある自然なダークブラウン系。
白髪を自然にカバーしたい時や、明るい髪をトーンダウンする際に適しています。
ツヤ感を活かした上品な暗髪に仕上がります。 - ブライトブラウン (Bright Brown): 鮮やかで明るいブラウン系。
白髪もファッションカラーのように美しく染め上げることができ、ダブルカラー(ブリーチ後のオンカラー)にも使えます。
白髪ぼかし用途のリュクスカラーもこのグループに含まれ、従来の白髪染めにはない透明感が特長です。 - クリエイティブ (Creative): ビビッドで個性的な高彩度カラーのグループです。
ヴィリジアン(緑)やマンダリン(オレンジ)、インディゴ(藍)など原色に近いクリアな色相が揃っており、ブリーチ毛に鮮やかな発色を乗せたい時に活躍します。
創造性を刺激するような大胆なカラー表現が可能です。 - ヴェールテクスチャー (Veil Texture): 灰白色(ホワイトグレー)をベースに開発された柔らかな透明感のあるカラーグループです。
くすみのない上品な淡い色味で、髪をヴェールに包んだような質感を表現したい時に適しています。
ニュアンス程度に色味を添えるので、ハイトーンでもやりすぎ感のない仕上がりになります。 - ネイチャーコントロール (Nature Control): 日本人の持つ黒髪メラニンに近いピュアなブラウンをベースにしたグループです。
トーンアップ(明るくする)やトーンダウン(暗くする)を自在にコントロールできるよう設計されており、他の色味と組み合わせてベースカラー調整に用いることもできます。
染めたことを感じさせない自然な仕上がりが得られるのが魅力です。
このようにコレストンのカラーチャートは明度・色相の軸で体系化されているため、顧客の希望色に合わせて微妙な色の違いやニュアンスを自由自在にコントロールできます。
色相環に基づいた直感的な分類のおかげで、「赤みを消したい」「もっとくすみが欲しい」などの要望にも対応しやすく、的確な色選びが可能です。
代表的なカラーシェードの特徴

引用:コレストンパーフェクト+公式サイト
続いて、コレストンのカラーチャートに掲載されている代表的なカラーの特徴をいくつか解説します。
それぞれ番号や名称が示す通りの発色をしますが、特に人気・注目の色について知っておきましょう。
- ホワイトベージュ – ブリーチオンカラー専用の高明度ベージュ系カラーです。
根元~毛先で明るさが異なる髪でもそれぞれの黄味をしっかり抑え、狙い通りの“白っぽいベージュ”に染め上げることができます。
明るい部分に紫や青みが出ない処方になっており、ムラや色ブレなく均一に仕上がるのが魅力です。
ブリーチ後の髪に15分程度でクリアな白ベージュを発色させるため、ハイライトやバレイヤージュのトーン統一にも重宝します。 - カシス (/56) – 2022年に追加された新色で、赤味と紫味を併せ持つ深みピンク系カラーです。
まろやかな質感のカシスレッドで、既存のピンク系にはなかった奥行きのある輝きを表現できます。
ブリーチ毛の黄色味・オレンジ味を抑える青紫の補色を配合した色設計となっており、補色剤(バイオレット)を別途加えなくても狙い通りのカラーに発色するのが特長です。
ブリーチオンで“とろみ感”のあるまろやかなピンク~レッドを出したい時におすすめで、ピンク好きの上級者にも人気の高いシェードです。 - マゼンタ (/5) – ビビッドな赤紫系の高彩度カラーで、クリエイティブラインを代表する色味です。
キリッと冴えた発色が魅力で、ブリーチなしの地毛レベルでも鮮やかなボルドーピンクを表現できます。
はっきりとした赤味が欲しい時に最適で、韓国風カラーやワンホン(中国トレンド)カラーのデザインにもよく用いられます。
ポイントカラーやインナーカラーとしても使いやすく、髪全体にアクセントを加えたい時に重宝するシェードです。
この他にも、ヴァイオレット(紫)、インディゴ(青)、ヴェールマゼンダ(淡いマゼンタ)など、多彩なカラーがラインナップされています。
カラーチャートを見れば一目で色味の傾向が分かるので、組み合わせ次第で理想の色を作り出せるでしょう。
技術的特徴と仕組み
染料の構造と発色の仕組み
コレストン パーフェクト+は酸化染毛剤(永久染毛剤)に分類され、1剤(カラー剤)と2剤(過酸化水素)の混合によって発色します。
その基本的なメカニズムは他の一般的なヘアカラー剤と同様で、染料前駆体が毛髪内部で酸化重合して発色分子になる仕組みです。
小さな染料分子が髪の深部まで浸透し、そこで発色・結合して大きな分子になるためシャンプーでも流出しにくく、半永久的に髪に色が定着します。
しかし、通常の酸化染毛剤では染色の過程でフリーラジカル(活性酸素)が発生し、このフリーラジカルが染料の正しい発色を妨げたり毛髪をダメージさせたりすることが知られています。
コレストンの最新処方では、ウエラ独自の「ピュアバランステクノロジー」によってこの問題に対処しています。
ピュアバランステクノロジーは毛髪中に存在する金属イオン(主に銅イオン)にアプローチし、それによるフリーラジカルの発生を封じ込める技術です。
その結果、カラー施術中に発生する不要なラジカルを抑制して染料同士の正確な色素結合を促進し、染め上がりの色ブレやくすみを防ぎます。

ピュアバランステクノロジーの効果により、根元から毛先まで均一で狙い通りの色味を発色させることが可能になっています。
例えば赤系であれば狙った通りの赤みに、アッシュ系であれば狙った通りのくすみ感に染まり、染めムラや予期せぬ発色のズレが起こりにくくなります。
また、誤った分子結合による濁り(にごり)も防げるため、発色が非常にクリアで鮮やかです。
この高彩度発色はウエラの検証では従来比で彩度44%アップとの結果も報告されており、コレストン パーフェクト+のカラーが「最強彩度」と称される所以にもなっています。

さらに、フリーラジカル抑制による恩恵は発色だけでなく毛髪ダメージの軽減にも及びます。
活性酸素はキューティクルのケラチン結合を破壊してダメージを与える原因にもなりますが、ピュアバランステクノロジーが金属イオンの摩擦を減らすことでその発生自体を抑えており、染毛によるキューティクルダメージを最小限に抑制しています。

実際、ウエラ社の試験では8レベルの明るさで他社競合品と比較して約40%ものダメージ低減を達成し、旧コレストンと比べても30%のダメージ削減となったと報告されています。
繰り返しカラーをした場合でも髪のパサつきや艶喪失を抑え、カラーの色・ツヤが最大8週間持続する健康的な仕上がりを目指しています。
他ブランドとの違い

上記のように、コレストン パーフェクト+は発色の正確さ・彩度の高さとダメージ軽減を両立する先進技術を備えており、これが他ブランドのヘアカラー剤との差別化ポイントになっています。
例えば、日本市場で人気のイルミナカラー(ウエラ)やアディクシー(ミルボン)なども透明感のあるカラー表現で知られますが、コレストンはそれらに比べて色素がしっかり深く浸透し発色がより鮮やかで色持ちが長い傾向があります。
特に白髪染め領域では、コレストンの方が染料濃度が高く設定されているため少ない白髪でも染まりやすく、また染料の補色設計が計算され尽くしているため退色過程も美しく保てます。
扱いやすさ
コレストンはその扱いやすさ(Usability)にも配慮されて開発されています。
従来品に比べアンモニア臭を65%カットしており、カラー剤のツンとした匂いが苦手な方にも配慮した処方です。
クリームの混ぜやすさ・塗布のしやすさも向上しており、根元から毛先までスムーズに伸び広がるテクスチャーになっています。
このため施術者にとってもストレスが少なく、狙った箇所に的確に塗布しやすいというメリットがあります。
これは意外と他ブランドでは見落とされがちな点で、施術効率と仕上がり精度の向上に直結するコレストンならではの強みと言えます。
総合的に見て、コレストン パーフェクト+は「美発色カラー、8週間続く」をコンセプトに掲げており、発色・色持ち・ダメージケア・使い勝手のバランスが非常に優れたヘアカラー剤です。
他社のカラー剤と比較しても色味の再現性や仕上がりの艶、髪への優しさの面でアドバンテージがあり、まさにプロフェッショナル向けカラー剤のトップクラスと言えるでしょう。
サロンワークでの活用法
カウンセリングのコツ

コレストンを使いこなすには、施術前のカウンセリングでお客様の希望を正確に把握し、共有することが重要です。
まずカラーチャートを活用して具体的な色味のイメージをすり合わせましょう。
コレストンのデジタルカラーチャートや毛束見本を見せながら、「このくらいの明るさで、このようなくすみ感のアッシュにしたい」といった具体的な要望を確認します。
特に日本人の場合、「赤みを消したい」「黄ばみを抑えたい」といった悩みが多いので、補色関係を説明しつつ最適な色を提案すると信頼感に繋がります。
髪の履歴のヒアリング
お客様の髪の履歴(既染部の有無・ブリーチの有無・白髪の量など)もヒアリングしておきましょう。
例えば「以前に黒染めをしている場合は希望色にするにはブリーチが必要になる」など、プロとして必要なプロセスを丁寧に説明します。
コレストン パーフェクト+は色ブレが少なく狙い通りに染まりやすいとはいえ、元の髪の明度や状態に仕上がりが左右される点は他のカラー剤と同じです。
ですから、「このカラーを出すには◯レベルまで明るくする必要があります」「この色味は〇〇が入っているので、退色後に少しバイオレット感が残る可能性があります」など、仕上がりイメージとプロセスを事前にしっかり共有しましょう。
お客様とのイメージ共有ができていれば、施術後のギャップやトラブルを防ぎ、満足度の高いサービス提供に繋がります。
施術テクニックと塗布のポイント

コレストン パーフェクト+はクリームタイプで伸びが良く塗布しやすいテクスチャーなので、基本的な塗布方法は他のクリームカラーと同様です。
均一に発色させるために、しっかりと髪をセクショニングし、根元・中間・毛先の順で適量を塗布していきます。
特に白髪が気になる部分(フェイスラインや分け目周辺)は時間をおいてもう一度塗布する「ダブル塗布」や、最初にそこだけ先行塗布するなど工夫するとよりムラなく染められます。
2剤(オキシ)の選択
適切な2剤(オキシ)の選択も重要です。
コレストンの場合、基本は6%オキシを使って1レベル程度リフトさせながら染料の発色を引き出しますが、より明るくしたい場合は9%を使用したり、トーンダウンや濃い色味を入れる場合は3%を使うこともあります。
また、コレストン パーフェクト+専用オキシとしてAC 2%(アルカリキャンセラー2%)があります。
これは通常のアルカリ量よりもさらに抑えた配合であり、3%並みの発色を濁りなく実現しつつ髪の負担を大幅に減らせるため、ブリーチ後のトナー施術などで重宝します。
放置時間
放置時間は色や目的にもよりますが、一般的なファッションカラーや白髪染めでは20〜30分程度が目安です。
リュクスカラーやホワイトコレクションなど、オンカラー向けに開発されたシェードは約15分で発色が完了する処方になっており、時間をおいても必要以上に色が入りすぎないよう調整されています。
例えばホワイトベージュやリュクスグレイなどは長時間放置しても青みに傾き過ぎるリスクが少ないため、多少放置時間が前後しても安定した仕上がりになります。
これは施術者にとっても安心できるポイントです。
エミュルション(乳化)・チェック
塗布後のエミュルション(乳化)やチェックも丁寧に行いましょう。
発色が均一になるよう根元付近は指腹で軽く揉み込むように馴染ませ、必要であればコームスルーして薬剤を行き渡らせます。
コレストンは均一発色しやすいとはいえ、最後の馴染ませで仕上がりに差が出ます。
また、シャンプー時には地肌に薬剤が残らないようしっかりすすぎつつ、カラー専用のアフタートリートメントで余分なアルカリを中和させておくと色持ちと手触りが向上します。
こうした基本的なテクニックの積み重ねが、美しい発色と持続力を最大限引き出すコツになります。
失敗しないカラー選びのポイント

最後に、コレストンで失敗しない色選びをするためのポイントをまとめます。
他のカラー剤と比べ発色コントロール性に優れるコレストンですが、適切なシェード選定とレシピ作成によってその性能を十分に発揮できます。
補色入りのシェードを活用する
コレストンの新色シェード(パール /16やカシス /56など)には、あらかじめ青紫の補色が配合されています。
そのためブリーチ毛の黄ばみ・オレンジ味を自動的に抑えてくれ、狙った色を濁りなく発色できます。
例えば、ブリーチベースにグレージュ系カラーを入れる際、通常なら紫や青の補色を混ぜて調整するところをパール/16を使えばワンタッチで理想の仕上がりになる、といった具合です。
補色込み設計のカラーを選べば調合ミスが減り、施術時間の短縮にも繋がります。
白髪にはナチュラル系をミックス
白髪の割合が多いお客様には、ファッションシェード単品ではなく必ずナチュラルブラウン系(またはブライトブラウン系)を適量ミックスしましょう。
コレストンのナチュラル系(/0や/00番台)はメラニン色素に近い染料構成で白髪の隠蔽力が高いため、これを混ぜることで発色の土台が安定します。
例えば「7/89 + 7/0」を1:1で混ぜるなどすると、白髪がしっかり染まってなおかつおしゃれな色味も楽しめます。
リュクスカラーの場合は白髪を100%隠す設計ではなく“ぼかす”発想なので、白髪率が高い場合はナチュラル系を併用するか、明るめのトーン設定で染め残しが目立たないようにすると良いでしょう。
迷ったらワントーン明るめを選ぶ
色選びで迷う場合は、仕上がりレベルをワンレベル明るめに設定するのがおすすめです。
コレストンは発色が良く色持ちも長いので、暗めに入れすぎると想定以上に濃く発色してしまうことがあります。
逆に明るめにしておけば多少物足りなければ後から色を足す(トナーを被せる)ことも可能です。
特にアッシュやマットなど濃い色素のカラーは、染まりすぎによる暗さ・緑っぽさが出ないよう余裕をもったレシピにすると失敗が少なくなります。
仕上がりイメージに近いモデルを参考に

コレストンの公式サイトや資料には様々なカラーの仕上がり写真やレシピ例が掲載されています。
それらを参考に、希望のスタイルに近いモデル例を探してみるのも有効です。
特に新色発売時にはメーカーから推奨レシピが提案されることが多いので、それらを試してみてから自サロン流にアレンジすると失敗が減ります。
このようにコレストン パーフェクト+は、カラー選定のポイントを押さえれば失敗の少ない安定したカラー剤です。
「迷ったときはコレストン」と言われるほど扱いやすいカラーでもあります。
豊富なラインナップと高い再現性を存分に活かして、サロンワークでのカラーデザインの幅を広げていきましょう。
コレストンの購入方法と選び方

最後に、美容師がコレストン パーフェクト+を入手する方法と、サロンで採用する際の選び方のポイントについて解説します。
購入は正規ルートで
コレストンはプロ専売品のヘアカラー剤であり、一般には市販されていません。
購入するにはウエラの正規代理店や美容材料ディーラーを通すのが基本です。
例えば、ガモウやビューティガレージ、B-ZONEといった大手美容ディーラーの通販サイトや店舗を利用して購入できます。
これらは美容師・サロン向けに会員制になっている場合が多いので、事前に会員登録(美容師免許やサロン情報の提示)が必要です。
正規ルートで購入すれば偽造品や品質劣化の心配もなく、メーカーのアフターサポートも受けられるメリットがあります。
仕入れのポイント
初めてコレストンを導入する場合、まずはサロンの主要客層に合った色味から揃えるのが良いでしょう。
白髪染め需要が高いサロンであればナチュラルブラウンやブライトブラウン系を中心に、加えてリュクスグレイ/ベージュを数本用意して「白髪ぼかし」の提案に備えます。
一方、ブリーチオンカラーやデザインカラーが多いサロンならクリエイティブ系やホワイトコレクションを充実させ、必要に応じてヴェール系でニュアンス調整できるようにします。
メーカー公式のカラーガイドブックを入手しておけば、全色の特色や配合例が載っているので仕入れ計画の参考になります。
おすすめの購入方法

安定して使用するカラー剤が決まってきたら、ディーラーに相談して定期購入やセット購入を検討しましょう。
大量購入割引や新色のサンプル提供などのサービスが受けられる場合があります。
また、ウエラは定期的にセミナーや新色発表会を開催しているので、そうした場で最新情報を得つつ購入するのもおすすめです。
セミナーでは実際の発色を確認でき、講師から直接カラー設計のアドバイスをもらえるため、自サロンに適した色選びに役立ちます。
その際に気に入ったカラー剤を会場でそのまま注文できるケースもあります。
まとめ
コレストン パーフェクト+はプロ専用品ですので、信頼できるルートから適切に仕入れるようにしましょう。
メーカー保証のある正規品を使うことで初めて、本記事で述べたような性能(発色の良さ、ダメージ軽減効果、長持ちする美しい色)が最大限発揮されます。
適切なカラーラインナップを揃え、コレストンをサロンワークの強い味方として活用してください。