【新事実】髪色で表面温度が13℃変わる!? 猛暑対策の新提案「クールカラー」がサロンワークの鍵に

近年、日本の夏は「猛暑」が常態化し、ハンディファンなどで暑さ対策しているお客様も多いですよね。
そんな中、ヘンケルジャパン(got2b)が発表した検証結果が衝撃的でした・・。

それは、「髪色によって髪の表面温度に最大13.05℃の差が出る」という驚きの事実です。
今回は、このデータをどうカウンセリングに活かすべきか、Distinct視点で考察します。

実証された「黒髪 vs ブロンド」の温度差

屋外気温36.4℃の環境下で行われた実験によると、直射日光を20分間浴びた後の髪表面温度は以下の通りとなりました。

  • 黒髪:62.82℃
  • ブロンド:49.77℃

その差はなんと13.05℃
明るい髪色ほど熱を吸収しにくく、温度上昇を抑えられることが科学的に示されたのです。

【実験概要】

・実施時期:2025年9月

・屋外気温/湿度: 36.4℃ / 60%

・測定時刻:13時

・実験方法:黒髪ウィッグと既存のブリーチウィッグ、ヘンケルジャパン製品を使って染めたウィッグ6体を気温36.4℃、湿度60%の屋外に設置し、3分後、10分後、20分後の髪表面温度をそれぞれ25か所測定した数値を平均化。

美容師が知っておきたい「クールカラー」のメリット

この結果を受けて提唱されているのが、見た目の涼しさだけでなく、機能面でも暑さを凌ぐ「クールカラー」という考え方です。
プレスリリースでは、気象予報士の天達氏や美容ジャーナリストの伊熊氏も「新しい暑さ対策」として注目しています。

① 「機能性」という新しいカウンセリングの切り口

「夏だから明るくしましょう」という提案に、「実はハイトーンの方が髪の表面温度が上がりにくいんですよ」というエビデンスを加えることで、提案の説得力が一気に増します。

② 頭部の不快感やメイク崩れの軽減

頭部の温度上昇が抑えられることで、ムレや不快感の軽減、さらには汗・皮脂による前髪のベタつきやメイク崩れの予防にもつながる可能性があります。

③ 世代を問わないブリーチ需要の取り込み

「派手すぎるから」とブリーチを敬遠していた層に対しても、「猛暑を乗り切るための賢い選択」として提案することで、デザインカラーへのハードルを下げることができます。

現場で意識したい「ハイトーン提案」のポイント


サロンワークにおいては、以下の3点を意識した提案が有効ではないでしょうか。

  1. ダメージの軽減: これまで「ダメージ」を理由に敬遠していた層に対し、「ケアブリーチ」とセットで、機能的なメリットを伝授する。
  2. インナーカラーやハイライトでの応用: 全体を明るくできないお客様でも、表面に明るい色を配置することで、熱吸収を抑えるデザインの提案。
  3. アフターケアの重要性: 「クールカラー(ハイトーン)」は熱を反射しやすい一方で、紫外線ダメージも受けやすいため、UVケア剤の店販へと繋げる。

現場での提案トーク例

「今年の夏も暑くなりそうですよね。実は最新の研究で、髪色が明るい方が表面温度が13度も低くなるってわかったんです。見た目も涼しいですし、頭の熱を抑えて夏を快適に過ごすために、今回は少し明るめの『クールカラー』に挑戦してみませんか?」

まとめ

これからの時代のヘアカラーは、単なるファッション(見た目)だけでなく、「環境に適応するための機能」としての側面が強まっていくかもしれません。

「クールカラー」という新しい視点を取り入れて、お客様の夏をより快適にプロデュースしてみてはいかがでしょうか。

参照元プレスリリース: 髪色の違いで“体感温度”が変わる?髪の表面温度に最大13.05℃の差があることが判明(PR TIMES)

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