本記事では、エドルのカラーチャートの詳細を徹底解説。
新色情報はもちろん、黒髪への染まり具合や、人気のモノトーン（MT）・オレンジ系カラーについても詳しくご紹介します。
また、他カラー剤との違い、適切な色選びのポイントについても解説し、サロンワークに役立つ情報をまとめました。
「エドルカラーをもっと活用したい！」という美容師の方に向けた、業界最前線のカラーチャートガイドです。
ぜひ最後までご覧いただき、お客様への最適なカラー提案にお役立てください。
エドルカラーの特徴
引用：LebeL公式サイト
エドルカラーはLebeL（ルベル）から発売されている技術者専用のヘアカラー剤。
赤みを抑えた透明感のある髪色に仕上がることが大きな特長です。
ブリーチなしでもクリアな発色とツヤ感が得られる独自処方で、美容師の間でも注目を集めています。
ファッションカラーから白髪対応まで幅広いラインナップがあり、寒色系から暖色系までバリエーションが豊富です。
さらに、色持ちやダメージケアにも配慮したオイル処方となっており、顧客満足度を高める要素が詰まっています。
エドルカラーチャートの詳細（新色・既存色）
引用：LebeL公式サイト
カラーチャートの構成
エドルカラーチャートには、ベースカラー・シェードカラー・プライマリーカラーの3つのラインがあります。
ベースカラーはブラウンやベージュなどの自然な色味を演出でき、ナチュラルからモードまで幅広く対応。
シェードカラーはレッドやオレンジ、マット、アッシュなど鮮やかな色味を表現しやすいラインです。
プライマリーカラーは純色に近く、高い彩度を出したい時や他色を補正したい時に活用できます。
これらを組み合わせることで、多彩なカラーバリエーションを生み出せるのがエドルの強みです。
新色の追加とラインナップ拡充
エドルカラーは定期的に新色がリリースされ、トレンドを押さえたカラーバリエーションを常に拡充しています。
2022年にはモノトーン（MT）やウォームブラウン（WB）が追加され、2023年にはオレンジやネイビーなどが新登場しました。
最新の2025年時点では「ディープクリアカラー」など、深みのある色味を出す新ラインも加わっています。
これにより、寒色系から暖色系までトレンドカラーを取り入れた総数81色の豊富なラインナップが揃っています。
サロンワークでもベーシックから特殊カラーまで柔軟に対応できるのがメリットです。
黒髪への発色・染まり具合
エドルカラーは日本人特有の黒髪に対しても、ブリーチなしで透明感を引き出しやすい点が魅力です。
赤みをしっかり抑える処方のため、アッシュやグレージュのような寒色系もワンプロセスで実現可能です。
ただし、明度を大きく上げたい場合や、より鮮やかな色合いを求める場合はライトナーやブリーチの併用がおすすめです。
黒髪の硬さや太さによって仕上がりに差が出ることもあるため、カラーチャートを参考に適切な薬剤選定を行いましょう。
ワンメイクカラーでも十分にニュアンスを楽しめますが、必要に応じて二段階カラーも検討すると理想に近づきます。
モノトーン（MT）カラーの特長と活用方法
モノトーン（MT）は、無彩色寄りの落ち着いた色味が特徴です。
単色使用でクールなグレージュを表現でき、赤みが出にくい仕上がりを求める方に適しています。
他の色と混ぜても彩度が大きく変わりすぎず、深みを加える役割としても活用可能です。
寒色系をより大人っぽく見せたり、暖色系をややスモーキーに演出したりする際にも有効です。
色の幅を広げつつ、硬さを感じさせない柔らかさを作れる点がサロンワークで高い評価を得ています。
オレンジ系カラーの特長と活用方法
エドルカラーのオレンジ系は、鮮やかな彩度とクリアな発色が得意です。
ビビッドなオレンジヘアはもちろん、ブラウン系やピンク系とミックスしてバーントオレンジやコーラル系にも展開できます。
色落ちの過程でも黄ばみに寄りにくく、退色してもキレイなオレンジ味が残る点が特徴です。
肌のトーンを明るく見せる効果もあり、ポイントカラーやグラデーションにも使いやすい色味です。
オレンジは大胆な印象を与えるため、イメチェンやトレンドカラー提案にぴったりの選択肢となります。
他のカラーチャートとの違いと選び方のポイント
主要カラー剤との違い
エドルカラーは赤みを抑えつつもクリアな発色を実現する点が特徴的です。
同じく透明感を推すイルミナカラーと比較すると、エドルは幅広い色味展開と色持ちの良さで差別化されています。
アディクシーカラーと比べると、エドルは赤みを押さえながらもツヤを出しやすい処方が特徴です。
それぞれのブランドに強みがあるため、仕上がりのイメージやベースの状態に合わせて使い分けることが大切です。
どのカラー剤にも一長一短があるため、エドルの「透明感×色持ち」という特徴を活かすかが選定のポイントになります。
カラー剤選定のポイント
カラーを選ぶ際は、ベースの明度や髪質を考慮するのが重要です。
エドルはブリーチなしでもある程度の透明感を出せるため、ダメージリスクを抑えたい方にも向いています。
また、寒色から暖色まで豊富なラインナップを備えているので、サロンワークでのニーズを幅広くカバー可能です。
一方、強いビビッドカラーを求める場合や、ハイトーンを重視する場合は事前のブリーチが必要になります。
最終的にはカラーチャートと毛束テストを参考にしながら、理想に合わせて調整しましょう。
